第4期「まなびと塾」第7回講座（講師：谷川 とむ 中央政治大学院副学院長）

5月30日（火）、中央政治大学院主催の公開講座・第4期「まなびと塾-学校では教えないけど日本として大切なこと-」の第7回講座を開催しました。
　冒頭、主催者の有村治子中央政治大学院学院長から、今回のテーマ選定や谷川副学院長について紹介しました。
　講座で谷川副学院長からは「ロシアのウクライナ侵攻の状況を見ていると、米国をはじめとした各国が何を行い、何を供与し、そして『何をしない』のかがよく分かると思う。そこで我が国の状況を見ると、ロシア・中国・北朝鮮と核を実質的に持っている国に囲まれ、通常兵力ではウクライナとは比較にならない程の脅威に直面している。そこで昨年末の防衛3文書で『敵基地攻撃能力』を明記したので相応の配備をしていく」と述べました。そして「中国については『2027年』がポイントだと思う。人民解放軍の建軍100周年であり、習近平国家主席の3期目の任期満了となる節目の年になる。そこに合わせて台湾の侵攻をはじめ、中国を世界一流の国家として全面的に完成させることを目的としている」と、豊富な資料を使用しながら日本の置かれた厳しい状況について解説しました。

詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/ylLkFskxyV4