第4期「まなびと塾」第5回講座（講師：神田潤一 中央政治大学院副学院長）

4月25日（火）、中央政治大学院主催の公開講座・第4期「まなびと塾－学校では教えないけど日本として大切なこと－」の第5回講座を開催しました。
　講座では、神田潤一中央政治大学院副学院長、ウェルスナビ株式会社CEOの柴山和久氏、株式会社マネーフォワード執行役員の瀧俊雄氏の3名を講師に、「脱デフレ時代のお金との付き合い方」と題して開催しました。
　はじめに神田副学院長からは、「日本は41年4か月ぶりに消費者物価指数が上昇し、脱デフレの時期となった。そこで1,000兆円を超える国民の現預金は何もしなければ目減りしてしまう。そこで岸田政権は『資産所得倍増プラン』を策定して欧米並みに運用リターンを得ることができるようにNISAの拡充などの政策を充実させている。その結果、国の経済も成長し、その利益を分配する好循環に繋げる時代になった」と話しました。
　続いて柴山氏からは、「預貯金以外にお金をどう活用したらいいのか分からないという人も多い。そこで、自分が代表を務めるウェルスナビという会社は、『ロボアドバイザー』の導入により、自動的に資産運用を行うシステムを利用して安心した資産運用を提供している」と自社の事例を紹介しつつ、資産は「長期・積立・分散」が大切だと解説しました。
　そして瀧氏からは、「日本はお金に対しては常に不安を抱く人生だ。その不安を取り除くことが私の役割。資産を増やすにはどうしたらいいのかを考え、自分ではできない投資運用に関するアドバイスを我々が行う」と述べました。
　最後に有村学院長からは、「神田先生は金融の専門性が強く即戦力と感じている。その先生の専門性に頼った結果、柴山さんや瀧さんという資産運用の第一人者が集って下さった」と挨拶しました。

詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/TjDQA3NUvoQ